南方ボズヤ戦線~The Bozjan Southern Front~
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かつてイルサバード大陸の南部に会った国家ボズヤ王国。ボズヤ地方はロスガル族の故郷であり、「ガンブレイカー」が操る武器「ガンブレード」の発祥の地でもある。
ボズヤ王国の歴史は古く、第三星暦の古代アラグ帝国時代には存在し、古代アラグ帝国の支配から逃れようとこの僻地でひっそりと暮らしていたという。少数民族であるロスガル族は女王グンヒルドが統治していたが、第四霊災によりアラグ帝国と共にボズヤ王国も滅亡。しかし、生き残ったロスガル族により都市国家ボズヤは再建され、辺境の小国として第六星暦時代まで都市国家として存在した。
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第六星暦末期、ガレマール帝国がこの地に侵攻を開始すると、ロスガル族はそれに果敢に立ち向かった。しかし辺境の弱小国であるボズヤは破竹の勢いで勝ち進むガレマール帝国軍に為す術もなくその支配地域とされてしまった。
ガレマール帝国の皇帝ソル・ゾス・ガルヴァスは魔導技術の筆頭機工師であるミド・ナン・ガーロンドに対し、辺境の地ボズヤ管区のシタデル・ボズヤにて「メテオ計劃」の実験を行うよう指示。ミドはダラガブの大規模なエネルギーの集積と変換実験を行ったが失敗。これによりシタデル・ボズヤは街ごと蒸発してしまった。一つの街が跡形もなく消し飛んだこの事件は「シタデル・ボズヤ蒸発事変」と呼ばれている。
その後もガレマール帝国はボズヤ管区としてこの地域の支配し続けているが、アラミゴやドマの解放を機に、ボズヤ管区の解放を目指す者達が帝国市民としての地位や仕事を棄て地下へと潜り、ボズヤ・レジスタンスとしてガレマール帝国軍に対して反乱の狼煙を上げた。